Cocoの思い
50年の歴史があります。
ココのルーツは、昭和43年にまでさかのぼります。
スタートは父が創業したサンドウィッチ工場。ベーカリーチェーンやスーパーマーケットに卸すためのサンドウィッチを製造していました。阪神間でおなじみのパン屋やスーパーの店頭には、わたしたちの工場で作ったサンドウィッチが並んでいました。
それから約50年。少しずつカタチを変え、場所を変えながら、今日までずっとサンドウィッチづくりに励んできました。
「“おいしいね”の言葉が聞きたい」のは、昨日今日の思いではないのです。
この町の、いこいの場所に。
わたしたちが何よりうれしいのは、お客さまから「おいしかったよ」という言葉をいただくこと。一度ご来店くださったお客さまが、また来てくださったときの喜びや、遠くからわざわざ足を運んでくださったときのうれしさは、工場でサンドウィッチを作っていたころには、味わえなかったものです。
だからこそ、お客さまとのかかわりを大切にしたい。商品を売るだけのお店ではなく、ちょっとひと休みしたり、何気ない会話を楽しんだりできる、いこいの場所になりたいと思っています。
おいしさの魔法。
ココのレシピは50年にわたるサンドウィッチづくりの中で磨き上げてきたもの。独自のアイデアやセンス、たくさんの試行錯誤から生まれたものです。
サンドウィッチのためだけに焼いたパン、選びぬいた素材、手作りのソース。それらを互いに引き立てあうように組み立て、ナイフの切れ味にまでこだわって、一つひとつ丁寧に仕上げていく。ココのサンドウィッチが「なぜか、また食べたくなる」のは、この小さな三角形の中に「おいしさの魔法」がぎゅうぎゅうに詰まっているからなのです。
オーナー 森岡 雅彦
エアラインのパイロットをめざして免許を取得し飛行訓練に励んでいたが、厳しい航空身体検査で不適合となり、夢を断念。運命に導かれるようにサンドウィッチの道へ。時代を超えて愛されるサンドウィッチの可能性に、新たな夢を見出す。